
7月19日(金)1学期終業式および表彰式が行われました。 表彰式では、今学期に大きな成果を収めた生徒たちが表彰されました。 終業式では、校長が1学期の学校生活を振り返りながら激励の言葉を述べ、 2学期への期待を込めてお話をされました。
<1学期表彰一覧>
・「岡山県高等学校教育研究会美術部会主催 令和元年度高校生美術コンクール」 キャラクターイラストレーション部門(金賞、銀賞) 構想画部門 (銀賞)
・第335回 実用数学検定(準2級)
・全国商業高等学校協会主催第138回 珠算・電卓実務検定試験」1級 普通計算部門合格 2級 普通計算部門合格 3級 普通計算部門合格 3級 合格


1学期終業式式辞 R1.7.19 9:00〜
皆さんおはようございます。1学期も今日で終了です。 始業式の日に、「鴨方高校には、必ず、皆さん一人一人に合った、一生懸命になれる『何かが』、『場所が』あるはずです。だから、自分を輝かすことのできる、『鴨方高校での自分の居場所』をつくり、精一杯、自分の夢に向かって頑張ってもらいたい」と、お話ししました。 多くの人が、そのような場所を見つけてくれたのではないかと思うのです。 毎日の登下校時に、多くの生徒の元気な声での挨拶が聞こえてきたり、授業の始まる前にチャイムを意識して走りながら教室へ入っていく様子が見えたり、放課後になると校門付近での友達同士の明るい会話、部活動や委員会活動などで、汗を流している姿などがあり、何となく、鴨方高校に、以前より、活気が出てきて、とても明るい雰囲気を感じています。 これこそが、みんなそれぞれに、何か自分なりの居場所、頑張れる場所を見つけてくれつつある証拠ではないかと思っています。 是非とも、今後も、鴨方高校での生活の中での各自の頑張れる取り組みを、自分なりに「誠実に」、「一生懸命」に行ってもらえたらと思っています。 さて、私たちは、一人の「人間」として生まれてきていますが、「人間」と他の「動物」との違いは何でしょうか。「人間」にとって一番大切にしなければならないことはなことは何でしょうか。 それは、「理性」だと思うのです。 本能や感情に左右されず、冷静に日々の行動が「良い」のか「悪い」のかを考えることが大切なのです。人間も動物ですから「本能」や「欲望」は十分にあるのです。他の動物は、ほとんどが「本能」だけですから、欲望のおもむくままに一生を終えることになるかと思います。 高校生のみんなにも、エンジンのついている車に乗りたい、異性などとの性欲を満たしたいなど、興味のわいてくることが一杯あります。 しかし、それぞれが、軽はずみな、ルールを無視した無責任な行動をとると、一生を棒に振ってしまうようなことになることだってあるのです。 自分の思い描いた人生とは違った方向に進んでしまうことにだってあるかもしれません。 先日も「ストップイット」の講習会の中で、「指一本で、人生が変わることもある」との話がありました。だから。慎重な行動が必要なのです。 自分の人生を大切に生きるためにも、常に、今は、「鴨方高校生であること」を心に留めて、是非とも先をしっかり見据えて、責任ある「発言」や「行動」をしてもらいたいと強く思っています。 人間を車にたとえれると、「欲望」がアクセル、「理性」がブレーキとなるのです。どうか、アクセルだけの「人間」にならないように、「人間」として成長していただきたいと思っています。 この夏は、是非とも、「鴨方高校生として」の「理性」を持って、一人一人が持っている、あふれるエネルギーを、鴨高祭の準備、検定の合格、部活動、委員会活動に向けて、さらには、特に3年生は、進学・就職に向けての準備など、目標を見定めて「やってみたい」こと、「やらなければならないことに」に勇気を持ってチャレンジして、充実した夏休みとなることを期待しています。 先生方も、皆さん一人一人が、「きらり」と輝けるよう、しっかりと応援していきたいと思っていますので頑張ってください。