校長挨拶 対面式

平成30年4月11日(水) 対面式

校長挨拶
昨日入学したばかりのフレッシュな新入生の皆さんを迎え、さわやかな雰囲気の中で対面式がこうして行えることを本当にうれしく思います。
さて、新入生の皆さん、高校生活は一度しかありません。先輩方とともに、これから3年間有意義な高校生活を送り3年後、自分が思い描いた未来へ進めるように頑張ってください。
また、在校生の皆さん、ここに初々しく整然と整列している新入生を紹介しましょう。どうか良い先輩、良い指導者として温かく接してください。新入生の皆さんが、新しい環境に早くなじみ、意義のある高校生活を送っていくことができるように、先輩としての心配りをお願いしたいと思います。
さて、皆さん「一期一会(いちごいちえ)」という言葉を知っていますか。聞いたことぐらいはあるのではないですか。
「一期」という字は、漢字の「一」に、1学期の「期」という漢字を書きます。これは、仏教の言葉で「人が生まれてから死ぬまでの間」という意味です。
「一会」という字は、漢字の「一」に、「会う」という漢字を書きます。これは、一つの集まりや会合のことです。
このことばを合わせた「一期一会」とは、茶の湯で有名な千利休(せんのりきゅう)の弟子の山上宗二(やまのうえそうじ)という人が、「あなたとこうして会っている時は二度とない。だから、この一瞬を大切にしようという思いを込めて、誠心誠意今できる最高のおもてなしをしよう」というように説いた言葉です。
現在では、「一期一会」ということばは、「一生に一度しかない大切な出会い」という意味でも使われます。
今日こうして上級生と新入生が出会ったのも、「一期一会」だと思います。もしかしたら、今日出会った先輩と後輩が、一生続く人間関係になっていくかもしれません。そう思えば、人の出会いも一つ一つ大切にしたいですね。
これから、本校での学校生活を送る上で、よき上級生、よき下級生として、お互い頑張っていきましょう。

在校生代表挨拶

新入生代表挨拶