昨年度は『化学基礎』の授業で行った線香花火づくりに今年度は2年生・3年生の『宇宙と自然』の授業選択生が挑戦しました。炭酸水素カリウム、木炭をそれぞれ乳鉢で粉末状にしてチャック付袋に入れ、さらに硫黄粉末、松煙(手作り)を加えてよく混ぜます。それを短冊切りにした花紙にのせて巻き上げ『こより』にして仕上げました。こよりの巻き方、固さ、和剤の量、包み方を工夫するうちに、失敗を繰り返していましたが、ついに火球が震え、だんだん火花が飛び出し、その後は牡丹→松葉→柳→散り菊と名付けられた燃え方が段階的に現れ燃え尽きました。あちこちで歓声があがり、情緒豊かな伝統的な自作花火に感動した様子でした。





