
1月7日(金)令和3年度3学期始業式及び、表彰伝達が行われました。新型コロナウイルス感染症対策として、放送にて実施しました。


3学期始業式 式辞
新年あけましておめでとうございます。生徒の皆さん、年末年始はどのように過ごしたでしょうか。2学期の終業式に年末年始は、家族との会話や家の手伝いをするように話したと思いますが、できたでしょうか。それぞれ、よいお正月を過ごすことができたのではないかと思います。 さて、年末にあるテレビ番組に出演していたアメリカ人のルース・マリー・ジャーマンという方が書かれている、「日本人がいつまでも誇りにしたい39のこと」という本の中に、「日本人は『自分さえよければいい』という考えを嫌う」ということを述べておられました。この考え方で行動することによって、周囲の人がみんなハッピーになれる。世界に誇ることができる日本人の習性だそうです。終業式の時に、「鴨方高校は、立地条件や施設設備・カリキュラムの上で岡山県下でもトップクラスの学校なので、誇りを持ち、胸を張って登校してほしい。」と話しました。鴨高生としての誇り、日本という国に住んでいる人としての誇りをもって生活し、勉強はもちろんのこと、心を磨いて、胸を張って登校できるようになりましょう。 次に、学年の締めくくりの3学期がやってきました。「終わり良ければ総てよし」という言葉があります。この言葉の意味は、「物事は、結末さえよければ、発端(始まり)や過程(途中)がまずくても問題にならない。」ということです。みなさんの中には1学期・2学期と、よいことばかりではなかった人もいるかもしれません。しかし、この3学期をしっかり乗り切り、「終わり良ければすべてよし」にしてください。そのためには、第6波に向けて新型コロナウイルス対策を続けることをはじめとする、社会や学校のルール・マナーを守って生活することはもちろんのこと、「授業を大切に」して、3年生はそれぞれの進路へ、1・2年生は次の学年への準備を進めることが必要です。達成感のある卒業式、3学期終業式を迎えましょう。 最後に、令和4年は、寅年です。寅年の中にも種類が5種類あって、今年は「壬虎(みずのえとら)」の年だそうです。この「壬虎」は、ある説によると「優しいトラ」をあらわしていると言われています。今年1年が、生徒の皆さんにとって、トラのように強く勢いがある中にも、優しい気持ちで穏やかに過ごせる年になることを祈念して、3学期始業式の式辞といたします。