6月22日(月) 令和2年度 第1回 学校評議員会議が開催されました。今年度の活動予定などをを説明し、評議員の方から感想やアドバイスをいただきました。今年度は新型コロナウイルス感染症対策についての協議や情報交換にも多くの時間を費やしました。


6月22日(月) 令和2年度 第1回 学校評議員会議が開催されました。今年度の活動予定などをを説明し、評議員の方から感想やアドバイスをいただきました。今年度は新型コロナウイルス感染症対策についての協議や情報交換にも多くの時間を費やしました。
生徒の皆さんへ
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、これまで経験したことのないような臨時休業が続いていましたが、いよいよ6月1日から、学校での教育活動が再開していきます。これから少しずつ通常の「登校」「学習」「下校」に戻していくこととなりますが、3月から3ヶ月間もの長い家庭での学習習慣から毎日の学校での学びとなることで、不安なところもあるかとは思います。でも、みんなが同じような経験や想いをしていますし、学校での活動も徐々に回復していきますので、心配することはありません。
週に一回の一斉登校日を設けていましたが、各学年5名を超えるような欠席者はありませんでした。生徒の皆さんの多くが、家庭での健康管理をしっかりとしてくれて、各教科担当の先生方からの課題もいつも以上に頑張って取り組み提出していることを、各学年の先生方から聞いています。 多くの課題の量であったかとは思いますが、家庭での学習では、自分なりのやり方で、できることを精一杯取り組んでくれていた様子が、伝わってきています。分からないところや理解できないところもあったかと思いますが、学習の習慣化に繋がりつつある人もいることでしょう。毎日の登校が始まると、教科担任の先生から解説等があるかと思います。
臨時休業の期間には、皆さんそれぞれで何か目標を定めてチャレンジをしてくれたことと思っています。今回のこの期間をチャンスと捉えて、例えば、各教科の課題への取組や「G suite」の活用などでも、各自で行動し「やればできる」と信じて取り組み、「やってみたらできた」という手応えを掴んで、さらに「やる気」が出てきた人もいることでしょう。
これからも皆さんのチャレンジする心を持って本領を発揮し、それぞれの魂が輝く姿を期待しています。
まだまだ感染の第2波、第3波の到来による、再度の臨時休業も想定されるため、一人一人が感染予防に努め、軽はずみな行動は慎まなければいけません。皆さんの命を守るため、皆さんの周りの大切な人の命を守るため、「3つの密」(密閉、密集、密接)を避けることを常に意識し、どこかで新型コロナウイルスをもらってしまう可能性があることを念頭に、各自での最大限の「努力」だけは続けてください。
鴨方高校に、明るく元気な学びの場が戻って来ることを期待しています。
令和2年5月28日
岡山県立鴨方高等学校長 石井孝典
生徒の皆さんへ
新型コロナウイルス感染症の潜伏期間を考慮すると、大型連休後一定期間は県内や隣接県における感染状況の推移を見極める必要があり、再度、5月末まで学校休業日となってしまいました。皆さんの元気な声が、教室棟から校長室に聞こえてくる日が戻って来るかと思っていましたが、とても残念です。
家庭での学習は、各先生方から出される課題を中心に、各自で意欲を持って取り組んでくれていることと思います。分からないところや理解できないところは、教科担任の先生に積極的に聞くなどして、各自での学びの習慣化につなげてもらいたいと思います。
生徒の中には、自分の目標を定め、教科担任に相談して検定に向けての学習に取り組み、頑張っている人もいます。また、この間の自由な時間を活用して、図書館で本を借りて読書に勤しむ人もいます。是非、この臨時休業の期間に、みんなそれぞれで何か目標を定めてチャレンジをして欲しいと思っています。
また、この期間、全国的に外出自粛要請が出ており、国民の一人一人が感染予防のための「努力」をしている中ですので、軽はずみな行動は慎まなければいけません。皆さんの命を守るため、皆さんの周りの大切な人の命を守るため、不要不急の外出を控え、家庭での学習に集中してもらいたいと思います。
どれだけ「3つの密」(密閉、密集、密接)を避けたとしても、どこかで新型コロナウイルスをもらってしまう可能性がありますが、感染しないようにするための、各自での最大限の「努力」だけは誰にでもできることです。
是非とも、学習面においては、今回のこの期間をチャンスと捉えて、各自で「やればできる」と信じてしっかりと取り組み、「やってみたらできた」という手応えを掴んでくれたらと思っています。
自分の「やる気」を信じて、学習課題に真剣に取り組んでみましょう。
皆さんの頑張りに期待しています。
令和2年4月30日
岡山県立鴨方高等学校長 石井孝典
生徒の皆さんへ
令和2年度の新学期から、新たな気持ちで元気よく登校してくれていたにもかかわらず、新型コロナウイルスの感染者が県南部で後を絶たず、感染経路が不明な事例も発生していることや、隣接する兵庫、広島県の状況も大変厳しいことから、4月20日(月)から5月6日(水)まで、再び臨時休業とすることになりました。
皆さんの学習機会を保障するため、登校時間をずらしたり、授業の時間帯を工夫するなどしていましたが、現段階での環境の中では、皆さんの健康を第一に考えることが大切であり、この期間を家庭での学習時間といたしました。
皆さんの命を守るため、周りの大切な人の命を守るため、不要不急の外出を控え、家庭での学習などに集中していただきたいと思います。
この期間は、原則、一週間おきに、本来の教科書に基づく家庭学習ができるよう、課題を出すこととしていますが、この機会に、自分の力を信じて、チャレンジしてください。
各教科から多くの学習課題が出ていますが、「できる」と思えばきっとできます。「できない」と思えば充実感のない日々になってしまうことでしょう。
是非とも、今回のこの期間をチャンスと捉えて、各自で「やればできる」と信じてしっかりと取り組み、「やってみたらできた」という手応えを掴んでくれたらと思っています。
新しい学年のスタートの時です。自分の「やる気」を信じて、学習課題に真剣に取り組んでみましょう。また、読書等に夢中になることも楽しいでしょう。
皆さんの頑張りに期待しています。
令和2年4月17日
岡山県立鴨方高等学校長 石井孝典
「臨時休業」を前向きに生かそう!!
生徒のみなさん、家庭で元気に過ごしていることと思います。「新型コロナウイルス感染症対策」のため、学校が臨時休業となってしまいました。各地域において、感染拡大を防止する努力がなされていますが、今がまさに感染の流行を早期に収束させるために極めて重要な時期であり、集団で生徒が生活する学校において大規模な感染リスクを事前に予防するという観点からの対応です。今後も、感染予防に努め、元気に過ごしてください。そこで、家庭での自由な時間が十分あるこの機に、次の三つのことを各自で考えたり、振り返ったりする時間として、前向きに生かしてください。学校が始まった時に、きっと、新たな気持ちで、より充実した学校生活を送ることができるのではないかと思います。
一つ目 新年度からの目標を考えてみよう。
今までに思い浮かんだ、将来の「夢」や「進路」を振り返り、それを実現させるためには、どんなことをすれば良いのか考えてみよう。
二つ目 「できた!」を増やす事を考えてみよう。
「分かった」「できるようになった」等の喜びを思い出し、どんな姿勢で取り組めばそんな学校生活が過ごせるのかを考えてみよう。
三つ目 日々の過ごし方を考えてみよう。
「自分を」、「周りを」大切にするために、自分の「良いところ」「改めたら良いところ」を整理し、納得できる「生き方」を考えてみよう。
私は、鴨方高校生全員が、何かに向けて「頑張りたい」、「取り組んでいきたい」という気持ちを、心の奥底に秘めて日々を過ごしてくれていると思っています。しかし、「心」や「身体」の成長の真っ只中で、人間関係などの初めてぶつかるような出来事の狭間で、思い通りにいかないことも多いかと思います。でも、人としての成長には必要な時期であり、今の自分を本気で考えることがとても大切な時です。今回の「臨時休業」のこの期間を、各自で今までの自分を振り返り、自分の可能性を伸ばすことにつながる期間となるように過ごして欲しいと思っています。新たな一歩を踏み出す準備をしましょう。新年度には、より成長した皆さんに会えることを期待しています。
令和2年3月13日
岡山県立鴨方高等学校長 石井孝典