高校生美術コンクール 7名受賞

令和4年度の高校生美術コンクールが6月4日(土)に倉敷芸術科学大学で開催されました。昨年と同様、各高校において4時間で制作した作品を大学に持ち寄り、大学の先生方に審査と講評の配信をしていただく、という形でした。全体で460名の参加がありました。本校からは12名が参加し、金賞4名、銀賞3名の受賞となりました。鴨方高校の結果は以下の通りです。(画像は金賞を受賞した作品です。)

金賞4名 風景画部門 1年1名

キャラクターイラストレーション部門 3年1名 1年2名

銀賞3名 静物デッサン部門 1年1名

キャラクターイラストレーション部門 1年2名


鴨高アートギャラリーを紹介します。

本校、南棟校舎4階の美術教室前廊下に生徒作品を展示するスペース『鴨高アートギャラリー』があります。一般公開はしていませんが、系列の授業や美術部の活動で制作した作品を展示し、校内での発表の場にしています。定期的に作品の入れ替えも行いますので、また鴨高ブログを通じてお知らせします。


2年デザイン・イラスト系列授業 卓上デッサンを描きました。

2年デザイン・イラスト系列生が、『基礎造形Ⅰ』の授業で『卓上鉛筆デッサン』を制作しました。金属のボウル・木の立方体・軍手をモチーフ(対象物)にして約10時間かけてデッサンを完成させました。

【生徒の感想】
・ 金属の質感が出せていなかったり、トーンの強弱が少なかったりしたが、1年の時よりモチーフ
(対象)を丁寧に見て描けたと思う。
・ 今回は個々のモチーフの固有色の差や光のあたり具合によって、それぞれの質感を表現することがで
きた。


詩をもとにイメージデッサンを描きました。

  2年デザイン・イラスト系列生が、『ビジュアルデザインⅠ』の授業で、詩人・瀧口修造の『影の通路』という詩を読んでデッサンを描きました。各々が自由にイメージを展開し、個性豊かな作品を完成させました。

【生徒の感想】 ・静かで寂しいという印象があったので、生き物がいなくなった静かな場所で夜が全てを壊してしまうような絵を描きました。 ・全体に暗いトーンをつけ、大小のびんを描いて、夜中の不思議な感じを表現しようとした。 ・詩自体が謎ばかりだったので、私も「目の中に心臓があり、心臓の中に唇がある」という謎の発想を生むことができて達成感を感じた。