ブルペンが完成しました!(軟式野球部)

3月20日(金)、テニスコート横にブルペンが完成しました。昨年からコツコツと、草取りや土運びをしてきました。マウンドの整地など、一つひとつの作業を丁寧に進めていき、完成させることができました。

 野球部では新入生の入部を歓迎しています。経験者はもちろん、これから野球を始めてみたいという人も大歓迎です。ぜひ、このマウンドからキャッチャーに投げ込んでみませんか。


軟式野球部 紅白戦

3月15日(日)、来週の岡山リーグに向けて、学芸館グラウンドにて紅白戦を行いました。

試合形式での実戦練習となり、選手たちはこれまでの練習で身につけてきたことを意識しながら、真剣な表情でプレーしていました。打席では積極的なスイングが見られ、守備では声を掛け合いながら一球一球に集中して取り組む姿が印象的でした。

また、試合の中で見つかった課題についても、プレーの合間に選手同士で確認し合うなど、来週の試合に向けてチームとしての意識を高める時間となりました。

岡山リーグ本番まで残りわずかとなりましたが、一人一人が役割を意識しながら、チーム一丸となって準備を進めていきたいと思います。応援よろしくお願いします。 ⚾

【岡山リーグ日程】

3月21日(土) 対新田高校、飾磨工業高校 神崎ふれあい広場 9時半試合開始 3月22日(日) 対広島大学附属福山高校、米子工業高校 高梁運動公園 9時半試合開始


令和7年度卒業証書授与式

 3月1日、令和7年度卒業証書授与式を挙行いたしました。岡山県立鴨方高等学校総合学科82名が3年間の教育課程を修了し、各々の進路への一歩を踏み出しました。最後のHRでは、一人ひとりが担任の先生から卒業証書を受け取り、先生方からの温かいメッセージを真剣に聞いている姿が見られました。

【校長式辞】

遙照山の山並みにも春の息吹を感じる今日の佳き日、岡山県議会議員 渡辺知典様をはじめ、多くのご来賓のご臨席を賜り、ここに岡山県立鴨方高等学校令和七年度卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより、本校教職員にとりましてもこの上ない喜びであり、心より感謝申し上げます。

保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。これまで慈しみ育ててこられたお子様の晴れ姿に、入学以来今日に至るまでの三年間のさまざまな思いが胸をよぎり、感無量のことと拝察いたします。たくましく成長された今日の門出を、心よりお慶び申し上げます。

ただ今、卒業証書を授与しました皆さん、ご卒業おめでとうございます。この三年間、勉学に励み、学校行事や部活動に汗を流し、時に喜び、時に悩みながら、本当によく努力を重ねてきました。皆さんのこれまでの歩みに惜しみない賛辞を送り、心から祝福いたします。

皆さんが入学して間もなく、新型コロナウイルス感染症は五類へ移行し、社会は徐々に以前の姿を取り戻していきました。

そんな中、「産業社会と人間」における「系列別学習」や「職業別交流学習」、さらには「あさくちまるごと産業祭」「あさくち・さとしょうフェア」等のボランティア活動、ダンスや書道のパフォーマンスなど、企業や地域との交流を通して多くの経験を重ねてきました。また、「高校生探究フォーラム」など校外での発表にも取り組み、部活動でも演劇部や武道部(空手)が中国大会に出場するなど顕著な活躍がみられました。

そして、生徒主体の活動が増え、中でも今年度の鴨高祭は、よりみんなが楽しむことができるものにしたいと、生徒同士が意見を出し合い各方面に交渉し、生徒自身が作り上げて最高に盛り上がったのではないでしょうか。また、昨年、有志で始まった「鴨フェス」は、今年度は全校行事として実施され、誰もが参加できるよう、スポーツだけでなくボードゲームなども取り入れた、学年を超えての交流イベントとなりました。本当に皆さんの企画力と実行力には目を見張るものがあります。

ラジオのインタビューで「鴨高に入学して、挑戦することが当たり前になりました」と語ってくれた生徒の言葉が、とても印象的で皆さんの高校生活を象徴しているように感じます。

さて、これからの時代は、先行きが不透明で、将来の予測が困難なブーカの時代であると言われています。近年、日本でも酷暑が続き、各地では異常気象による自然災害や国家・地域間の紛争など、予測困難な出来事が次々と起こっています。一方で、科学技術は急速に進展し、GeminiやChatGPTなどの人工知能に代表されるデジタル技術は目覚ましい発展を遂げています。

皆さんは、こうした変化の激しい社会を生きていくことになります。言い換えれば、「正解のない時代」を生きるのです。だからこそ、与えられた課題の答えを探すのではなく、自ら課題を見つけ、探究し続ける力が求められます。

しかし、正解がない時代だからこそ、誰にでも可能性があり、考え方と行動次第で人生はいかようにも切り拓くことができます。ここで挑戦をして、自分が動くことで物事が変わる体験をした皆さんにはその力がついています。

ここで、皆さんもよく知る人物の物語を紹介します。

世界最高峰の舞台で活躍する大谷翔平選手です。彼は高校一年生のとき、一枚のシートに将来の夢を書き込みました。いわゆる「マンダラチャート」です。

中心に掲げた目標は「ドラフト一位で指名されること」。しかし注目すべきは、その目標を支える要素として「運」「人間性」、さらには「掃除」「挨拶」といった、一見野球とは直接関係のない“今の自分にできる小さなこと”を書き出し、それを信じて三年間やり抜いたことです。

今から十六年前ですが、当時は「二刀流なんて無理だ」と多くの人が思い、笑う人もいました。それでも彼は、自分を信じ、主体的に行動することをやめませんでした。彼は、自分を信じ、信念を貫きました。

「自分を信じる」とは、根拠のない自信を持つことではありません。自分で決めた小さな挑戦を積み重ね、その自分を認めることです。その積み重ねこそが、今の彼を形づくっているのです。彼だけではなく、皆さんが高校生活で自分を信じて続けた小さな挑戦が繋がり、やがて、皆さんの生き方を形づくる時が必ず訪れます。

大切なのは、当たり前のことを、当たり前に、思いやりの心をもって積み重ねることです。コスパやタイパが重んじられる時代だからこそ、当たり前のことを積み重ねていく努力には大きな価値があります。これから社会で向き合うことには、思いどおりにならないことも多いはずです。努力しても報われるとは限りません。むしろ報われないことの方が多いかもしれません。しかし、努力したら必ず成長します。成長したら選択肢が増え、選択肢が増えれば思いもしれなかった形で夢が実現するかもしれません。

皆さんの中には、不登校を経験したり、様々な理由で学校へ来ることが困難であったりした人もいると思います。それでもこうして卒業式を迎えることができたことは皆さんの努力の賜物であり、今後の人生において自信となるはずです。

そして、様々な経験により、皆さんは人の痛みや苦しみがわかる素敵な人に成長しています。ただ、それは皆さんの力だけではなく、周囲で支えてくれた人々がいるからであることを忘れないでください。

本当に強い人は、力が強いだけでも賢いだけでもなく、自分の弱さを認めることができる人です。弱さを自覚するからこそ、人に優しく、謙虚に学び、周囲と協力し、感謝することができるのです。自立するというのは、弱さを含め自分を理解し、自分の行動に責任を持つと共に、依存できる人を多く持つことです。「ありがとう」の数だけ優しくなり、「ごめんね」の数だけ賢くなります。素敵な言葉を大切に、人に頼りながら自立した人生を歩んでください。

卒業生の皆さん、いよいよ旅立ちの時です。ここ鴨方高校で挑戦してきた自分を信じ、自らの道を歩んでください。

「僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる。」

どうか力強く、自分の道を切り拓いてください。それぞれの輝く個性を胸に、未来へ羽ばたいてください。将来、皆さんが、それぞれの地域で活躍し、社会に貢献してくれることを楽しみにしています。

皆さんの前途に幸多からんことを心より祈念し、式辞といたします。

令和八年三月一日

  岡山県立鴨方高等学校長 久常宏栄


令和7年度同窓会入会式

2月27日(土)、卒業を間近に控えた3年生82名を対象に、同窓会入会式が行われました。

当日は、赤木会長、伊澤副会長、山下副会長にご来校いただき、卒業後に同窓会の一員となる生徒たちへ、温かい歓迎のあいさつをいただきました。先輩方からの励ましの言葉に、82名の卒業生は同窓会の一員となることへの実感を深めている様子でした。

また、代表生徒が同窓会入会にあたり挨拶を行い、同窓会への感謝の気持ちと、これからの進路に向けた決意を述べました。

卒業後も同窓会のつながりを大切にしながら、それぞれの場所で活躍してくれることを期待しています。


「産業社会と人間」発表会(午後)

1月30日(金)、浅口市健康福祉センターにて、1年生「産業社会と人間」発表会が行われました。午後の部は、スライドを用いたステージ発表でした。 

J-MAX、浅口特産果樹研究会、スズキ麺工、シバセ工業、山下石工所、襟立制帽所、合同会社OENへ取材に行った班が発表を行いました。(順不同、敬称略)

仕事内容だけではなく、働くうえで大切にしていることや、取材を通じて生徒自身が感じたことを、わかりやすく伝える姿が印象的でした。限られた時間の中で要点を整理し、聞く人を意識した発表が随所に見られました。

発表後には拍手が送られ、生徒たちは達成感のある表情を見せていました。仲間の発表を真剣に聞き合う姿からも、これまでの学習の積み重ねが感じられる発表会となりました。

取材にご協力いただいた事業所の皆さまをはじめ、発表会にご来場いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。今回の発表を通して得た学びを、今後の進路選択や学校生活に活かしていきたいと思います。